ロレックスのヘアライン
ヘアライン仕上げについては以前も時計修理技術者コラムVol.22 新品仕上げについて~ヘアライン仕上げ編~にて紹介しましたが、今回は旧型のデイトジャスト(16200系統)やロレックスのスポーツモデルの一部に採用されているラグのヘアライン仕上げについて紹介いたします。
ラグのヘアラインについて
ロレックス デイデイト 18238
仕上げを行う前のラグです。使用によるヘアラインのかすれや、打痕があります。以前の仕上げで本来のヘアライン仕上げよりも平行につけられている状態です。
ロレックス デイデイト 18238
丁寧な仕上げによって、傷やへこみが消え、本来のメリハリあるヘアラインに戻りました。ラグの先まで本来の角度でヘアラインが入っています
傷が目立ち始めたら……。
何度も研磨を繰り返すうちにケースの形状が崩れ、修復できなくなってしまうことがあります。WATCH COMPANYでは、外装研磨の工程を通常より多くとる工夫により、本来の形を保ったまま研磨を行うことができます。
定期メンテナンスの際は、ぜひ新品仕上げもセットでご依頼ください!